2014年9月19日金曜日

燕岳と畦地梅太郎

 
 
 
3連休は燕岳へ
 
 


 
 
 
 
 と言っても土曜日は仕事だったので日・月の1泊2日で登ってきた。
 
 
 
去年の10月にスピードハイクスタイルで登った燕岳。
 
その時はただの通過点に過ぎなかったのでもう一度ゆっくり登ってみたいと思っていた。
 
 
 
 
 
燕岳の注意点は登山口(中房温泉)での駐車場の確保と
テント場の確保。
 
土曜日仕事が終わってからそのまま出発、夜中に中房温泉に到着し
 
なんとか車を第二駐車場へ停めることができた。
 
 
 
 
翌朝トレイルヘッドからスタート!
 
 
 



合戦尾根は北アルプス三大急登の一つであると言われているが
 
登山道はとても歩きやすくしかも30分おきにベンチと呼ばれる休憩所があります。
 
 
地元丹沢の大倉尾根(バカ尾根)の方がずっとキツイと感じるね。







 
 
予報通り天気は晴れ。
 
半袖でも暑いと感じるほどでした。






全体の3分の2くらいの位置に合戦小屋があります。
 
ここで娘と嫁はスイカを食べますが自分はテント場確保のためスルー
 
ここからテント場までランニング!
 
 
 
10kg以上背負って走るのはキツかったけどこれもまたトレーニング。
 
コースタイム90分のところを30分で走りきりました。





(娘と嫁はのんびり歩くの図)












テント場到着が10時半頃、すでに半分以上は埋まっています。
 
ナロ3が張れそうなスペースは2.3ケ所ある程度、その中でもよさそうな場所に無事設営できた。


 
 
 
お盆の時行った白馬だって午前中なら半分は空いていたのに恐るべし3連休。。。。。。
 
それと燕岳のテント場は張れる数もかなり少な目ってのもありますが。
 







最近買ったペグケースが調子よかった。

ridge moutaingear

96ちゃんありがとう!

 
ジッパータイプのペグケースって初めてだけど使いやすいんだね。
 
中の土(砂)も出ないしペグも取り出しやすい。
 
あ、もちろん見た目も大事ですよ。
 
 





 
設営してのんびりしてても2人が来ないので走って見に行くことに。
 
5分くらい下った場所で無事合流みんなで燕山荘へ





有名なケーキセット。
 
下界クオリティ!
 
 
自分はカツカレー食べたけどなんとカツが揚げたてでこれまたハイクオリティ!
 
 
 
ここ燕山荘はもはやホテルですね
 
山頂にあることを忘れるほど豪華です。


 
 
 
 
 
 そして食堂に飾ってあった「畦地 梅太郎」の版画に心奪われました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
前々から雑誌等で見ていたけど
 
本物の作品を見たのは初めて
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
山小屋に飾ってあったのもよかったのかもしれない。
 
久々にグっときちゃったね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
畦地 梅太郎(あぜち うめたろう、1902年12月28日 - 1999年4月12日)は昭和期に活躍した日本の版画家。 山岳風景を題材とした木版画作品を多数発表し、「山の版画家」として知られる。画文集の出版や装丁、挿画などの分野でも活躍した。
当初油彩画家を志していたが、船員、石版印刷工などを経て、24歳の時に内閣印刷局に就職し、仕事の空き時間に職場にある材料で鉛版画を試みたことがきっかけで、版画の道へ進んだ。平塚運一、恩地孝四郎、前川千帆らに影響を受けた。
1937年夏に軽井沢へ出かけ浅間山に魅せられ、山を制作の主題に定めて山の風景を描いた作品を多数発表した。戦争中の満州への単身赴任などを経て、第二次世界大戦後は「山男」シリーズを発表していく。右手親指のけが、大やけどの後は家族をテーマにした作品を多く制作した。wikipediaより















ここ燕岳を題材に描かれた人気作品。

赤い屋根がまさに燕山荘

昔からこの佇まいなんだね、素敵だな~。
 
 
 
ギャラリーが町田にあるそうなので今度行ってみよう。
 
 
 
 
 
 






 
 
さて食事も済ませたので今度は山頂まで往復

有名なイルカ岩
 
山頂までのトレイルはのんびり散歩するのにぴったり



 
喜ぶ2人w
 
 
 
 






 
 めがね岩
 
 


のんびり歩いて40分くらい?
 
山頂へ到着!




 
 家族で記念撮影w
 
 
 
 

 
ときおりガスがかかってそれがまたダイナミック!


 
夕食前の良い運動になりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


夕食はジェットボイルで塩鍋。
 
前回の白馬縦走時はアルストだったけどアルコールボトルの漏れがあり最後の方は燃料ギリギリ。
 
というわけでこれからはガスに切り替え、ガス缶なら小屋でも売ってるところあるし安心。


 
 
 
家族で行く場合は極端に軽量化しません。
 
どうせ娘のペースでのんびり行くんだし重たい方がトレーニングにもなるし
 
それより快適・安心を最優先。





さて食事も済ませいつも通り暗くなるころには就寝。

山では皆早朝出発が基本、遅くとも8時までには寝るようにしています。




が!




寝ていると外が騒がしい。

若い女子たち数人が夜空をみてデカい声で「きれいだねー 感動しちゃうね」

などと無意味に叫んでいやがる。


時計を見ると21時45分。。。。

どんだけすごいのかと確認してみればいつも通りの山で見る夜空じゃないか。





メディアのおかげで山に出かける方々が増えるのはいいと思うけど

マナーは守ろうぜ。





まあそのあと近くの登山者に「やかましいじゃボケー!」って怒鳴られてましたけどねw


 






 
 
 
 
そして朝
 
 


 
この瞬間が楽しみでここまで来てるといっても過言じゃないよ。
 
寒さなんか気にならない、素足でサンダルという出で立ちでテントの外へ飛び出した。








 
美しい時は短い、短いからこそ美しいのだ
 
 
 
 
 
 
 



それはまさにSTOLEN MOMENTS









 
 モルゲンロート!
 
 
 
 
 



こないだ登った槍ヶ岳も赤く染まる








後立山連峰も!







 山の朝を堪能したら下山です。
 
いつも通り二人に先に行ってもらい追いつくパティーン!
 

 
 
 
 
 
ARC'TERYX Squamish Hoody
 
 
最近アークのウェアがお気に入り。
 
青の服って普段あんまり着ないけどこのスコーミッシュは別
 
発色も良いしシルエットも抜群なのでここ最近のお気に入りなのだ。
 
 
 
 
 
 
 


下山しながら朝食w
 
山では酸っぱいものが欲しくなるのでちらし寿司、これマジでうまいんだよな。











早朝のトレイルはホント気持ちいいね。
 
自然と走りだしちゃう






大天井越しの槍ケ岳。
 
 
こう見ると槍ヶ岳ってすごく尖ってて登れない感じがするけど穂先以外は普通の登山道。
 
山好きならやっぱ一度は登っておくべき場所だと思う。






帰りはあっという間に中房温泉へ着いた。
 
下山後はもちろんもう一つの楽しみ「温泉」が待っていますw
 



 
たっぷりと温泉も堪能したら。。。


 
 やっぱビールでしょ~(嫁のみ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
帰りの運転席が現実との境目だね
 
その後大渋滞を予想させる中央道へ吸い込まれていったのでした・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 

4 件のコメント:

  1. CT90minを30minですか!
    あまりの凄さに笑ってしまいました^^
    トレランやられていると普通なのでしょうか…


    ちらし寿司の情報も参考になりました!
    そう言われると酸っぱいもの食べたくなりますね。次回山行で担いでみたいとおもいます。


    22時前に大声で騒いでるのはさすがに...
    マナーは守って欲しいところですね^^


    今回は素敵な写真、ありがとうございました。

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  2. u10さん  正確には35分くらいかな、かなりバテましたがww  ちらし寿司はあんまり売ってないけどマジでおいしいからおすすめだよ。  うちは娘が朝食食べるのが遅いので歩きながら摂ります、そのためにアルファ米なのです(涙)   夜遅くに騒がれると殺意を覚えるね、特に無意味な発言だとさらに腹が立ちます。  伊豆よさそうでしたね、来年あたりうちも攻めてみます(笑)

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  3. やはり三連休はすごいすね…一週間違うだけでこんなに差があるとは。よるの叱り声、清々しくていいすね(笑)みんな、よく言った!ですよね。

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  4. osonさん 返信遅れました(汗)   すごい混んでたけどなんとかテントも張れて楽しめたよww  叱り声は山のテン場だとたまに聞くよね、もうちょっと山ガールにマナーを!とも思うけどw  22時まで起きてるって事がすごい、山というよりキャンプ場?www

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