2014年8月20日水曜日

白馬三山縦走 後編 (白馬鑓温泉)


つづき







スカイプラザでおいしいもの食べた後テント設営




 
設営が終わるころになると今度は晴れ間が!
 
 
 
 
 
 
急いでキャンプ場から丸山方面に歩いてみることに



 
さっきまで曇ってた白馬岳山頂もくっきり見える。
 
 
 
 
 


これだけ完璧な雲海を見たのは初めてかも。
 
家族3人その光景に見とれる。







白馬岳のキャンプ場は山頂近く、稜線に比べ風の影響を受けにくい場所にあります。

ただ自分たちが泊まった時はテント場でも風速15m近くあったしペグもほとんど効かないので非自立幕の方は相応の準備が必要になります。
 
最終的にはテント80張くらいだったかな、傾斜地も含めればけっこう張れると思う。









キャンプ場からすぐの小高い丘「丸山」
 
 


















雲海に沈む夕日










 
 
明日登る予定の杓子岳・白馬鑓ケ岳のくっきり。
 
 
あのずっと向うに明日の目的地「白馬鑓温泉」がある。
 
 
 
 
 
 
 
夕日を見た後テントでのんびり過ごし2日目終了zzzzzz
 
 
 
 
 
深夜さらに風が強くなり時折ものすごい突風が吹き荒れる
 
何度か目が覚めテントを確認したが特に異常なし。
 
寝る前に石を使ってペグダウンした個所を入念にチェックしておいてよかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
翌早朝
 
 
 
 
 
テントから顔を出すと風はおさまっているよう、ただ一面霧に包まれていた。。
 
「あー今日はダメだったか・・・」そう思い二度寝w
 
 
 
 
 
少しするとテントの外が騒がしい、みんなこの悪天候で行くのかなって
 
思ってもう一度外を見ると雲一つない快晴!
 
 
 
 
 
 
 
急いで身支度を済ませ出発することに


家族全員のバックパック
 
 
この中に4日間の衣食住のすべて入ってると思うとうれしくなるね。
 
これだけ持ってればどこへでも行けちゃうんだなって。
 




 
 


 
朝の雲海もすごい。
 
これ以上のコンディションは無いんじゃないのかってくらいの絶景。
 
 
 
 
 
 
 
 


これから登る二つのピーク「杓子岳」と「白馬鑓ケ岳」
 
昨日登った白馬岳と合わせて「白馬三山」と呼ばれています。
 
 
 
 
 
白馬三山(しろうまさんざん)とは、富山県長野県にまたがる3つの白馬岳杓子岳白馬鑓ヶ岳)の総称である。山域は中部山岳国立公園に指定されている[1]高山植物が豊富で、代表する山として白馬岳が花の百名山[2]及び新・花の百名山[3]に選定されている。wikipediaより








インサレーションを着て歩き始めたけど杓子岳の登りで暑くなりすぐに半袖になる

山では体温調節がキモ、なるべく汗をかかないようにちょこちょこ着替えるようにします。
 




 
 
遠くに見えたけど登り始めるとあっという間に山頂に。

 
 山頂は混んでるし風も強かったのでちょっとだけ景色見て下山




杓子岳山頂直下を行く。









 
白馬鑓の登りから杓子岳を望む。
 
中腹あたりに見えるのが山頂を通らないルート。
 
 
 
 
下りきって風を除け太陽が当たる暖かい場所で朝食。
 
昨日はちゃんと朝食を食べてから歩いたけど出発時間は遅れるしやっぱり満腹で歩きづらい。
 
というわけでこの日は1時間以上歩いてから簡単に済ませた。
 
 
 
その方が朝の貴重な時間のロスもなく、より遠くへより早く着ける。
 
ソロでハイクするときはそうしてたけど家族で行くときもそっちが良いのかもしれない。
 
早く出ればそれだけ早くテント場に到着できいい場所も確保できるしね。
 







続いて白馬鑓ケ岳

 
登頂&白馬三山コンプリート!
 
 
 
 
 
 
 


山頂付近からの景色



















前回の投稿で紹介した「山と道 U.L.FramePack ONE」
 
今回のハイクで使ってみたけどかなり良い。


今までのバックパックはどれも2日目以降には肩か腰が痛くなり
不快な思いをしながらハイクしていてた。
 
それなりの重量を背負えばそれが当たり前だと思っていたしそれほど疑問も感じなかった。
 
オーダーメイドのバックパック自体が初めてなので今までのバックのサイズが合ってなかったのかそれともONEのXフレームの効果か。。
 
とにかく背負い心地が素晴らしいかった。

 

ポケットの配置も秀逸で特にサイドポケットが素晴らしい、

歩きながらでもポケットに入ったボトルを自分で取り出せる。

 
この機能がうれしくて歩きながら何度もボトルを出し入れしてみたけど落とすこともなく非常にスムーズに行うことができた。

 
 
デザイン性に目を奪われがちな「山と道」のバックパック
 
 実は機能性を追求した結果この形になっているのであり全てのデザインやパーツに意味がある。リアリティがあるね。

試作品を作って何百キロ歩いてテストしている夏目さんだけあるなって思う。

ここ最近はminiの方がもてはやされてる気がするけど原点はやっぱりONEでしょ!
 
 



 
 
 
 
 
 
白馬鑓ケ岳を登りきると今度は鑓温泉までの下り一辺倒。
 
 

 
 
 
 
一気に下るので雲海の中に突入する気分w
 
 
 
 
 だんだん雲が近づいてきた
 
 
 
 
 
 
 


鑓温泉に向かう分岐








分岐からはコースタイムよりちょっと遅い
 
2時間ほど下りやっと小屋が見えてきた。


ここまでのトレイルは急な下り&危ない鎖場があるので子連れにはキツイね
 
もし雨が降ってたらかなりヤバかった思う。
 
 
 
 
我が家のもう二度と行きたくないトレイル堂々のナンバー2にランクされました!(嫁基準)
 
ちなみにナンバー1は雲取山頂から三条の湯へ向かうトレイルw
 
 
 
家族で話したけど温泉に向かうトレイルはロクなところないね
 
まあそれだけ行きづらいからこそ秘湯なんだろうけどw








ただ到着し温泉見た瞬間の「来てよかった感」はすごかった!


白馬鑓温泉
 
 まさに秘湯
 
 
 
 

 
まさに雲上の湯。
 
 
 
 
何度入っても500円なので自分は3回。
 
温泉好きの嫁は5回入ってたw
 
 
テント場はほとんど傾斜地&まともに張れるのは15張程度なので
 
午後到着だとかなり厳しい条件になります。
 
のんびり温泉も満喫できる午前中到着をオススメしますよ。
 
 
うちは11時ころ着いたのでまだ余裕でした。
 
 
 
 
 
温泉に浸かりビール飲んでると3日分の疲れも吹っ飛ぶ。
 
午後はのんびり温泉を楽しみ早めに就寝、長かった3日目が終了したのでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
翌朝
 
 
前日に「午後から天候が悪化するよ」とナオくんから連絡をもらっていたので素早く撤収
 
朝食も歩きながら途中で食べることにした。
 
 
 
ここから猿倉までのトレイルも長くてキツかった。
 
4日目で疲れていたのもあるとは思うけど、暑さと眺望の無いトレイルにうんざり気味。
 
 
 
 
 
 



ただ家族のモチベーションは下がることなくひたすら歩く。
 
なんか4日目にもなると山歩きが生活になってくるね、お互い助け合ってじゃないと乗り切れない。


これだけの期間をソロでも家族でも歩いたことなかったのでとても貴重な経験だったし
 
濃厚な夏休みだったと思う。










もうちょっとで猿倉(ゴール地点)ってところで感動、こみ上げてくるものがあった。



思わずゴール寸前で記念撮影w
 
 
 
 
さまざまな予期せぬことが起こる山歩き

色々な思いでとともに濃厚な4日間が終わったのでした。













 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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